AWa-UTa/Canon



 さてさて、恒例(にしたい感じ)の「いろんな曲でアワウタを唄おう!」です。アワウタを歌詞としたカラオケ動画ということになります。

 初回は、よく知られている曲にしました。かみそうな名前のカノンで有名なパッヘルベルさんの曲。というか、その曲です。……ちょっと、へそ曲りな文章。性根がそうなのか、気を抜くと自然に乱れてきます。

 その昔、イサナギとイサナミは、言葉の乱れを正すためにアワウタを唄い、全国を回った。ホツマツタヱにはそう記されています。

 当時はエムピースリーとかはないし、今となってはメロディが分からない。自分は当初、適当に唄っていましたが、パソコンで音楽を聴きながら、「をっ、この曲なら唄えるなぁ」と、そういう発見を楽しむようになりました。

 カノンは追複曲とか、輪唱とも訳される音楽様式です。一般的な輪唱は同じ旋律を追唱しますけど、カノンは異なる音階から始まる場合もある。リズムが二倍になったりもする。

 このカラオケ動画でも、途中から二倍で唄うように歌詞を振っています。唄い方を間違えて中断しても、適当に再開できたりして、それはカノン様式ならではという感じです。

 美術や建築では、人体の理想的比率に基づく様式をカノンと呼んだり、小説などでは、「真にその作品世界を構成するもの」とそうでないものとが区別される現象をカノンと呼んだりするらしい。これらは、カノンが、ユダヤ教やキリスト教で聖書の正典を意味することに由来するようです。

 関連性があるかどうかですが、発音が観音に似ています。「音を観る」。そういう意味ならば、言霊を表現するのにぴったりな感じがします。

 映像では、瑠璃さんが描かれたイサナギとイサナミのイラストを使わせていただきました。ご快諾に、感謝申し上げます。


2017年5月12日