AWa-UTa/Blade Runner



 三十五年振りなんだそうですね。今年公開される『ブレードランナー』の続編のことです。一九八二年に封切られた前作。仮にその時の劇場デートが元で子供が出来たとして、そのお子さん自身、とっくに出来ちゃった結婚していてもおかしくない年代です。

 レプリカント(『ブレードランナー』に出てくるアンドロイド)を開発したのはタイレル博士。天才科学者である彼が、優秀なレプリカントを出来ちゃった販売していたところ、そのレプリカントに、自らが命を狙われる。人間に反旗を翻したレプリカント。その始末を専門とするのがブレードランナーと呼ばれる捜査官。

 ハリソン・フォードが演じていたのもその役で、彼は続編にも出演しています。有能な捜査官で、近未来の若大将という感じだったハリソンですが、新作の予告編を見ると(ストーリー的にも30年が経過し)、すっかり散歩の達人の面持ちとなりました。

『ブレードランナー』のサウンドトラックは評判が高く、手がけたのはギリシャの鬼才・ヴァンゲリスです。エンディング・テーマも彼の手によるもので、今回の「いろんな曲でアワウタを唄おう!」は、それを初音ミクに唄ってもらいました。例によって、ボーカル無しのカラオケバージョンも用意しています(文末)。

 立ち並ぶ高層ビル。降り注ぐ酸性雨。星々の代わりにネオンやホログラムが輝く都市……。『ブレードランナー』が描く、そんな未来を追い越しそうな現在があります。世の中が乱れた時、自然とのバランスを失った時……、アワウタは、ディストピアにこそ必要なのかもしれませんね。

 今回はカタカムナ文字を使ってみました。カタカムナは、文字も文明も謎とされていますが、一説にはアンドロメダと関係があるとか。語源的には、アンドロメダとアンドロイドにも関連があるんでしょうか?

 フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』。それが 『ブレードランナー』の原作です。さてさて、ボーカロイドはアワウタで健康になるか? 



2017年6月9日